「秋の断想」(1949年)●アンドレ・ジッド 著 ●エディション番号付き1180部の限定本 ●ゲーテ、ヴァレリー、トーマス・マン、ヘッセ...

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秋の断想
Feuillets d'automne


アンドレ・ジッド 著
メルキュール・ド・フランス
1949年


 限定本: 288ページ
 出版社: Mercure de France, Paris (1949年5月)
 言語: フランス語
 大きさ: 18.8 x 12.4 x 2.1 (本) cm


内容紹介

エディション番号付き1180部の限定本。アンドレ・ジッド(1869-1951)が、1925年から1948年にかけて、新聞または雑誌に、あるいは他の作家の著書の序文として発表した思い出、作家論、感想等、33篇を一書にまとめたもの。公表を遠慮したと思われるユニークな恋愛告白「アクワサンタ」、親友ヴァレリーの死に際して書かれた追悼文、ジッド自ら最も負うところの多い作家と言うゲーテに関する唯一つのまとまった評論「ゲーテ」、おそらく最も重要な美術論「プサンの教え」、ナチズムの脅威に対しトーマス・マンの声に合わせてユマニスム擁護を宣言した「トーマス・マンの最近の文章を読んで」、一生を通じてジッドの裡に対極的に存在し続けた二つの理想像、キリストとゲーテの問題を深く追求した「二つの架空会見記」「頁」など、ジッドを知るうえで極めて重要な諸篇が収録されている。

【目次】

■第一部
 ・春
 ・靑春
 ・私の母
 ・九月二十七日の事
 ・アクワサンタ
 ・ディンディキ

■第二部
 ・ジョゼフ・コンラッド
 ・フランシス・ジャム
 ・ポオル・ヴァレリイの光輝
 ・ポオル・ヴァレリイ
 ・アンリ・ゲオン
 ・ウージェヌ・ダビを想ふ
 ・クリスチャン・ベック
 ・アントナン・アルトー
 ・メルキュール・ド・フランス
 ・白評論

■第三部
 ・ゲエテ
 ・プサンの敎へ
 ・ロートレアモン
 ・アルチュール・ランボー
 ・ヴェルレーヌと會つた三度のこと
 ・文學的囘想と現在の問題

■第四部
 ・『夜間飛行』の序
 ・トーマス・マンの最近の文章を讀んで
 ・ヘルマン・ヘッセ著『東方の旅』の序文
 ・ジャン・ラカーズの『出發の歌』への書簡體序文
 ・正義か愛か
 ・勇氣
 ・眞理

■第五部
 ・二つの架空會見記
 ・頁

■秋の斷想
 ・秋の斷想

 ・書誌/308



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